コンセプト

職人の目と経験なくして
成し得ない技術

この数十年の間に建設工事の中で左官工事の占める割合はとても少なくなりました。誰が施工しても同じような仕上がりにしやすい「乾式工法」と違い水を使う「湿式工法」である左官工事は時期、湿度、気温、風など気候や職人の腕による仕上がり具合の違いが出やすいためと単価の高さが大手ハウスメーカーから嫌われたことが原因の一つだと言われています。そんな繊細で難しい技術は先人たちが長い経験を重ねながら現代まで受け継がれてきました。一般住宅では必要とされなくなってきた左官工事ですが、土や漆喰を室内壁に塗ると人の体に優しい快適な空間ができます。大昔に洞窟や洞穴に住んでいた原始人が土に囲まれていたように。

これからの住宅は工場生産、現場組立やAIロボットが建築現場で作業する時代になってくると思われます。AIは「誰が施工しても同じ」仕事が早く安くできるからです。左官工事は職人の目と経験なくしてできない作業なのでいつまでも残るものと私は信じています。また、現代の左官作業は芸術性やデザイン性を重要視されるようになってきました。繊細な作業を要求されることも多くなり職場環境の改善によって女性の職人も増えてきました。

まだまだ必要とされる左官

店舗の壁や経済的に余裕のある家庭、アレルギーやシックハウスに悩んでいる家族、様々な場面でまだまだ必要とされる左官ですが超高齢化のために職人不足は深刻です。私は不器用な人間なので壁が塗れるようになるまで苦労しましたが、言い換えれば不器用な人間でも続ければ職人として生活できるようになるということです。

スピード感あふれる
左官工事

当社はセメントを扱う仕事だからこそ、スピードがとても大切です。やまだ業務店の代表は、多くの経験から知識とスピードがあります。さらにベテラン職人でもミスが起きるような難易度の高い現場でも、代表は若い頃から多くの経験をしているのでミスを最小限にし、仕上げることが出来るのです。同業者との意見交換やシュミレーションを日々重ねることで様々な場面に柔軟な対応ができ、お客様へ最高の仕上がりをご提供することに繋げています。

”あなたに来てほしい”
直接指名をいただくほどの信頼関係

建築業界で年に1回以上行われる講習には必ず出席し、新素材などの知識をしっかり学んでおります。時代とともに良い素材が増えていっても、それを扱える技術や知識がなくては良い仕事は出来ません。代表は新素材を製造しているメーカーとも意見共有をし、お客様にとって安全な物を造り上げています。実際にご依頼があった際にも、丁寧な対応と分かりやすい説明は欠かしません。一般的な業者さんですと、お客様へ名刺の半分くらいのサンプルを見せて説明するのですが、これだと小さすぎてイメージが湧きづらいと思います。当社ではお客様の元へ実際にご訪問し、ベニヤ板の素材や塗装の状態などを直に確かめて貰っています。

地域密着でお客様に喜んで頂きたいという気持ちで仕事を行って30年たちましたが、直接ご指名くださる方も少なくなくありません。お客様の理想へと少しでも近づけるため、日々丁寧で真面目な仕事をしております。

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